修行の始まり

熊本城が素晴らしいのがいけないのか

もう10年以上前のことだろうか。

熊本旅行から帰って来た夫が興奮気味に熊本城を語っていたのは。

歴史も、城もそんなに興味がない。

まあ、嫌いではないが普通。

好きでも嫌いでもない。あれば見る程度。

そんな私に熱く熊本城を語った夫は数日後に

「日本100名城 公式ガイドブック」なるものを買ってきた。

「これがスタンプラリーになっているから、一緒に行こう」と。

そのときは「いいんじゃない」なんて返事をした私はまだ分かっていなかった。

これが、かなり大変だということを。

城巡りをなめていたのである。

上の建物がある城なんて数えるほどしかない

そう、城と言えば、姫路城、松本城、彦根城、大阪城そして熊本城など

上の建物が残っている城しか思い浮かべていなかったが

城は城でもほとんどが「城跡」ということがわかっていなかったのだ。

建物が残っているだけで、何と楽しいことか。

今ならわかる。

城を復刻や保存をしてくれた地元の人や県の努力を称賛したい。

それぐらい、建物がない「城跡」は私にとって苦痛だった。

これは、夫の「100名城のスタンプラリー」の趣味に付き合っている

嫁のブログである。

やっと半分はまわった・・・

現在で54か所回った。

あと46か所か・・・先が長い。

しかも、続日本100名城なんてものもでている。

はっきり言って、迷惑だ。