高取城に行ってみた

高取城

 

前回のつづきから

 

 

崩れた石垣から始まって

やっと見どころらしいところまで来ました。

 

そうすると案内が出てきました。

こんな感じです。

なかなか、お城の形がわかる感じの石垣が出てきました。

ここからは見どころ満載です。

こんな感じなんかいいですよね。

苔むした感じ。

この高取城は江戸時代までは

きちんと整備されていたお城なので

石垣は意外ときれいに残っています。

 

高取城はこんなお城

麓から天守台までの高低差は、実に390mと日本三大山城の中でも最も高く、「日本一の山城」と呼ぶにふさわしい規模と高さを誇る。寛永14(1637)年に本多家が絶えてからも、明治4(1871)年に廃藩置県が布かれるまでは14代にわたり、植村家が城主を務めた。

高取町観光ガイド

  

高取城絵図
高取城絵図 高取町観光ガイドより

 

この絵図を見てもらってもわかる様に

かなり大きい山城です。

整備が相当大変だったんでしょうね。

 

 

十三間多門跡まで来ました。

 

位置的にはこんな感じです。

矢印が本丸です。

ということは、結構登ってきましたね。

 

もうすぐ本丸だ。がんばれ私。

 

石垣を曲がって登ってくると

突然開けて、このような石垣が現れます。

うっそうとしたところから

明るいところに急にでたので

ここは、意外と感動しました。

 

 

この石垣の左側が入り口になっています。

 

 

こんな感じです。

ここもいい景色ですね。

 

そうして入ると

やっと来ました本丸。

 

 

えーっと、杉の木が大きくて石垣が見えにくいですが

かなりの大きさです。

何枚か写真を撮ったのですが

私の技術ではこれが精いっぱいです。

 

大きさがいまいち伝わらない写真で

残念です。

 

 

はい。本丸の石垣を近くで撮ってみました。

石垣はこの角がいいんですよね。

はぁー、素敵。

 

石垣はいろいろ積み方がありまして

この角の部分で年代もわかるそうですが

いいんです。細かいことは。

かっこよければいいんです。

 

古墳の石を再利用した石垣

高取城の石垣には、明日香、高取地域の古墳の石が多く使われています。これを、転用石といいます。使用されている転用石を調査したところ、飛鳥時代のものであることが分かっています。中には、漆喰が塗られた石などもあります。隅石(石垣の隅に用いられる石)などに転用石が用いられていますので、現地で探してみるのも面白いかもしれません。

いかす・なら

 

ということらしいです。

そういえば、そんなことを夫が説明していたような気がします。

寝不足と疲れで聞き逃していました。

みなさんは、行ったときには

転用された石を探してみてください。

 

 

その本丸の石垣を上るとこんな感じです。

 

そして、そこから見える景色がこちら。

 

遠くまで見渡せます。

この上に建物が建っていたので

更に眺めは良かったことでしょう。

 

ということで、

ちゃんと本丸までこれて一安心です。

 

後は、淡々と来た道帰るだけです。

そう、登ったら下りなきゃいけません。

 

下りるときほどご用心

 

ここで、気を抜いてはいけないのですよ。

下りる時が怪我しやすいんですから。

膝に負担がかかるので

下手すると膝を痛めて

残りを痛みと共に過ごす羽目になりますからね。

 

私は、前の奈良の旅行の時に

右膝を痛めまして

かなり大変な思いをしました。

 

もう、ピラティスで3年かけて

膝が痛まないように筋トレしましたよ。

 

それでも、下手に歩くと時々痛みます。

中高年ってこんなですよ。

グルコサミンですよ。

 

スノボーが得意な夫とスノボーが下手な嫁

 

急な坂を上ったということは

急な坂を下る。

簡単な理屈ですが

ここで、運動神経なのか、経験値なのか

夫と下りるペースにかなり差がでます。

 

夫は急な斜面でも

ひょいひょい下りていくんです。

ムカつくぐらい身軽に。

 

私はへっぴり腰で

ちまちま下りていきます。

 

私は斜面が怖いのでゆっくり行きますが

夫は怖くないようです。

聞いてみると

「スノボーで慣れているからじゃない?」

とのこと。

そういえば、この人まあまあスノボーが上手かった。

 

そうですか。そうですか。

じゃあ、コツも何もあったもんじゃないですね。

ええ。ええ。私はちまちま下りますよ。

 

と、夫の運動神経の良さと

斜面の慣れを羨ましく思いながら

がんばっておりました。

 

下りたとこでしたか、途中でしたか忘れましたが

こんな看板もありました。

 

こんなにすごいお城だったんですね。

 

ということで、

どうなる事かと思った高取城も

無事に終わりました。

 

 

素直に目的地に向かわない。それが夫。

 

これから、滋賀県に向かう予定でしたが

夫が何かを発見

「石舞台だってさ。行こう」

 

石舞台。

確か、教科書に載っていましたっけ。

私が知っているのは

手塚治虫先生の漫画の記憶しかありません。

 

なんだっけか?

火の鳥か三つ目がとおるだったような・・・

と思っていたら、どちらにも出てきたようです。

 

さすが私。

歴史は覚えられないけど

漫画の内容は覚えていられる。

 

ということで、次回は石舞台です。

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