手塚治虫先生が好きなら奈良に行け。からの小谷城

石舞台古墳

 

奈良はは遺跡が面白い

 

ということで、近くに石舞台があるのできました。

 

石舞台といえば、手塚治虫先生ですよね。

漫画好きは知っている。

名作「火の鳥」

そして「三つ目がとおる」

その話にも出てきたところですよ。

 

正直、教科書の内容は覚えていませんが

漫画の話は何となく覚えています。

 

そんな石舞台は300円で見れます。

安い。

 

漫画にも出てきた石舞台がこれです。

 

はい。これです。

なんか、おどろおどろしいのは、天気のせいです。

これは、実際に見るとかなりの大きさ。

ついつい。「おおー」と声が出ましたよ。

 

6世紀の築造。巨石30個を積み上げて造られた石室古墳。その規模は日本最大級を誇る。盛土が失われて、露出した天井石の上面が平らなことにちなんで、石舞台と呼ばれる。墳丘は1辺50mの方墳で、周囲には幅8.4mの濠がめぐる。石室の長さは19.1m、玄室は高さ約4.7m、幅約3.5m、奥行き約7.6m。石の総重量は推定2,300t、古墳最大の巨岩である天井石は、南側が約77t、北側約64tもあるという。この巨大古墳が誰の墓なのかは不明であるが、付近に蘇我馬子の庭園があったことから、馬子の墓ではないかとの説が有力である。また、石室が露出しているのは、馬子の横暴な態度に反発した後世の人が封土を取り除いたためともいわれている。

なら旅ネット

 

なのだそうです。

古墳の中身がでているのですね。

 

石舞台古墳は中もすごいんです。

 

これ、外から見るのもいいのですが、

中から見るのもすごいんです。

 

これが入り口です。

 

そして中に入ると

こんな感じです。

 

後ろを振り返れば

こんな感じです。

 

中はひんやりとしていて

実際はもっと暗い感じです。

そして、写真では大きさがいまいち伝わらないのが残念です。

 

思った以上に楽しめた

石舞台でした。

 

夫よ。文句を言ってすまぬ。

 

 

奈良は見どころがありすぎる

 

時間と体力があったら、酒船石も見たかったです。

「三つ目がとおる」を読んでいる方ならわかるでしょう。

これも、その漫画に出来てきたのです。

何に使われていたかわからないから、

漫画の話が更に想像を膨らませてくれて

面白かったなあ。

 

奈良は遺跡が多いので面白いです。

今度はゆっくりと見に行きたいものです。

 

 

そんな石舞台を見て

やっと、やっと滋賀県に向かいます。

滋賀県の城を3つ回る予定ですが

いくつ回れるのでしょうか・・・

 

やっと滋賀県に。電車だったらどれだけ早かったのだろうかは考えてはいけない。 

 

やっと滋賀県について、

夜は近江牛を食べました。

 

近江牛の蒸し焼きだったかな?

美味しかったです。

 

しかし、寝不足な上に山登りしたもんで

かなり疲れていた私たちは

早々に就寝です。

 

無理しちゃいけない。

 

56城目 小谷城

 

次の日もやってきました。山に。

はい。今日も山登りです。

2日続けてです。

「今日は、昨日ほどの山登りじゃないよ」

なんていう夫の言葉を信じ

一生懸命登ろうと思います。

 

まずは入り口です。

 

ここで、私の小言が始まります。

私「これ、車で登れるんじゃない?」

夫「通行禁止ってかいてあったじゃん」

私「バスは通行禁止って書いてあったんだよ」

夫「車は無理だろ。これは、整備の車が通るためだよ」

という言い合いをしながら登っていきます。

 

更に登ります。

 

と、道に歩行者ここまでの標識がでてきます。

ここからは、山道を上れと。

しかし、舗装された道路は更に奥まで続いています。

 

ここから、山道か・・・と思っていたら

上から車が通りすぎていきました。

はい。一般車両が。

素敵なおじさまが運転する車が

私たちが登って来た道を下りていきましたよ。

 

ほら!!ほら!!!

車でこれたじゃん! 

 

ということで、皆様は始めから

車で行けるところまで登ってしまいましょう。

10分ほど車で登ることができます。

 

 

出丸に行こう

 

ここでも、ただでは帰らない夫

「だったら、途中に出丸ってあったからそこ登って行こう」

って。寄り道決定です。

 

出丸(でまる)とは、本城から張り出して設けられた曲輪(くるわ)のことです。

という説明だとなんのことやら?という感じでしょうが

大きな見張り台だと思っていただければいいと思います。

 

そんな出丸までの道

はい。不安を掻き立てる獣道。

ここをずんずんと歩いていきます。

ここでへこたれてはいけません。

道はあっています。

ただ、獣道なだけなのです。

 

そうしますと、こんな景色が見られます。

どーん。と開けます。

景色がいいですね。

そして、この目の前の道を下りていきます。

はい、この崖になってそうな感じのところです。

急な坂ですが、下りれなくはありません。

かなり怖いですが、下りれなくもありません。

 

そんなところを下りて行って

一瞬道に迷ったか?と思ったところに

この階段があります。

この階段を降りると

先ほどの舗装された道路に戻ります。

 

そこから、下って車まで戻り、

今度は車で登っていきます。

 

ここまで30分のロスです。

始まりから不安を感じますが

気を取り直して登っていきます。

 

次回からやっと本丸へ向かいます。

高取城に行ってみた

高取城

 

前回のつづきから

 

 

崩れた石垣から始まって

やっと見どころらしいところまで来ました。

 

そうすると案内が出てきました。

こんな感じです。

なかなか、お城の形がわかる感じの石垣が出てきました。

ここからは見どころ満載です。

こんな感じなんかいいですよね。

苔むした感じ。

この高取城は江戸時代までは

きちんと整備されていたお城なので

石垣は意外ときれいに残っています。

 

高取城はこんなお城

麓から天守台までの高低差は、実に390mと日本三大山城の中でも最も高く、「日本一の山城」と呼ぶにふさわしい規模と高さを誇る。寛永14(1637)年に本多家が絶えてからも、明治4(1871)年に廃藩置県が布かれるまでは14代にわたり、植村家が城主を務めた。

高取町観光ガイド

  

高取城絵図
高取城絵図 高取町観光ガイドより

 

この絵図を見てもらってもわかる様に

かなり大きい山城です。

整備が相当大変だったんでしょうね。

 

 

十三間多門跡まで来ました。

 

位置的にはこんな感じです。

矢印が本丸です。

ということは、結構登ってきましたね。

 

もうすぐ本丸だ。がんばれ私。

 

石垣を曲がって登ってくると

突然開けて、このような石垣が現れます。

うっそうとしたところから

明るいところに急にでたので

ここは、意外と感動しました。

 

 

この石垣の左側が入り口になっています。

 

 

こんな感じです。

ここもいい景色ですね。

 

そうして入ると

やっと来ました本丸。

 

 

えーっと、杉の木が大きくて石垣が見えにくいですが

かなりの大きさです。

何枚か写真を撮ったのですが

私の技術ではこれが精いっぱいです。

 

大きさがいまいち伝わらない写真で

残念です。

 

 

はい。本丸の石垣を近くで撮ってみました。

石垣はこの角がいいんですよね。

はぁー、素敵。

 

石垣はいろいろ積み方がありまして

この角の部分で年代もわかるそうですが

いいんです。細かいことは。

かっこよければいいんです。

 

古墳の石を再利用した石垣

高取城の石垣には、明日香、高取地域の古墳の石が多く使われています。これを、転用石といいます。使用されている転用石を調査したところ、飛鳥時代のものであることが分かっています。中には、漆喰が塗られた石などもあります。隅石(石垣の隅に用いられる石)などに転用石が用いられていますので、現地で探してみるのも面白いかもしれません。

いかす・なら

 

ということらしいです。

そういえば、そんなことを夫が説明していたような気がします。

寝不足と疲れで聞き逃していました。

みなさんは、行ったときには

転用された石を探してみてください。

 

 

その本丸の石垣を上るとこんな感じです。

 

そして、そこから見える景色がこちら。

 

遠くまで見渡せます。

この上に建物が建っていたので

更に眺めは良かったことでしょう。

 

ということで、

ちゃんと本丸までこれて一安心です。

 

後は、淡々と来た道帰るだけです。

そう、登ったら下りなきゃいけません。

 

下りるときほどご用心

 

ここで、気を抜いてはいけないのですよ。

下りる時が怪我しやすいんですから。

膝に負担がかかるので

下手すると膝を痛めて

残りを痛みと共に過ごす羽目になりますからね。

 

私は、前の奈良の旅行の時に

右膝を痛めまして

かなり大変な思いをしました。

 

もう、ピラティスで3年かけて

膝が痛まないように筋トレしましたよ。

 

それでも、下手に歩くと時々痛みます。

中高年ってこんなですよ。

グルコサミンですよ。

 

スノボーが得意な夫とスノボーが下手な嫁

 

急な坂を上ったということは

急な坂を下る。

簡単な理屈ですが

ここで、運動神経なのか、経験値なのか

夫と下りるペースにかなり差がでます。

 

夫は急な斜面でも

ひょいひょい下りていくんです。

ムカつくぐらい身軽に。

 

私はへっぴり腰で

ちまちま下りていきます。

 

私は斜面が怖いのでゆっくり行きますが

夫は怖くないようです。

聞いてみると

「スノボーで慣れているからじゃない?」

とのこと。

そういえば、この人まあまあスノボーが上手かった。

 

そうですか。そうですか。

じゃあ、コツも何もあったもんじゃないですね。

ええ。ええ。私はちまちま下りますよ。

 

と、夫の運動神経の良さと

斜面の慣れを羨ましく思いながら

がんばっておりました。

 

下りたとこでしたか、途中でしたか忘れましたが

こんな看板もありました。

 

こんなにすごいお城だったんですね。

 

ということで、

どうなる事かと思った高取城も

無事に終わりました。

 

 

素直に目的地に向かわない。それが夫。

 

これから、滋賀県に向かう予定でしたが

夫が何かを発見

「石舞台だってさ。行こう」

 

石舞台。

確か、教科書に載っていましたっけ。

私が知っているのは

手塚治虫先生の漫画の記憶しかありません。

 

なんだっけか?

火の鳥か三つ目がとおるだったような・・・

と思っていたら、どちらにも出てきたようです。

 

さすが私。

歴史は覚えられないけど

漫画の内容は覚えていられる。

 

ということで、次回は石舞台です。

 姫路城級の城がここにこんなとこにあったの?55城目高取城

高取城

 

本当は1城目から書こうと思っていましたが

私の記憶が新鮮なうちにお伝えしたほうが

いいかな。というのと

覚えているうちに書かないと忘れてしまう。

という理由で55城目から始まります。

 

 

高取城に着くまでが大変

   

ゴールデンウイークに入る前に

連休を取って行ってきました、奈良と滋賀。

何で?って車です。

関東から車です。

ええ。車大好き旦那は

「大阪までは車の範囲」

らしく、車で行きましたよ。

しかも、山城って交通の便が良くないところにあるので

車があると便利。

  

でも、長時間はかなり疲れますけど。

私たち40代後半ですよ?

意識しないと体力ない年代ですよ?

という、いたわる気持ちをかなぐり捨てて行ってまいりました。

  

お勧めサウナ

 

関西の方面へ行くときに良く寄るのが

静岡駅の近くにある「サウナ しきじ」

ここはサウナの猛者たちに会える

本格的なサウナです。

  

女性は注意してください。

決しておしゃれなサウナのつもりで行ってはいけません。

シャンプーも洗顔フォームも歯磨き粉もあります。

しかし、女性用は少し狭く

昭和感が漂っております。

まあ、そこがいいところなのですが。

  

男性と女性は休憩室も別々です。

なので、夫とは入り口でさようなら。

2時間後にまた会いましょう。

という感じです。

  

男性は女性のところよりも洗い場は倍の数はあるようですので、

男性の方が広いようです。

しかし、男性に人気のあるサウナなので、男性の方はいつも混んでいます。

  

ここは、冷水が天然水でとても気持ちがいい。

水が違うとこんなに違うのかと思うぐらいです。

 

 

そんなサウナに入って夕食を食べ、車でひと眠りし朝方出発しました。

  

と、一言で終わればいいのですが

いいですか?

最初にも書いた通り

40代後半ですよ?

キャンピングカーでもない普通車です。

で、ひと眠りって

疲れ全然とれませんけど?

なんで、20代と同じことするのかなぁ。

おかげで、次の日は寝不足で

夫が運転中ほとんど寝てました。

そうなりますから。

そして、変な寝方して首を痛めるということになります。

  

あ、しきじでは宿泊もできますよ。

今回はすぐ出る予定だったので、しきじで泊まらなかっただけです。

こんなんだったら、しきじで寝とくんだった。

  

寝不足で山登り

 

高取城は奈良県にあります。

奈良は前に行ったのですが、

この城だけ見る時間がなかったので

今回になりました。

  

 

事前に行く城のことを調べず

夫から「山城だよ」という情報だけ貰っていた私。

着いた時に、これはハードになりそうだ。と

ちょっと覚悟しました。

 

だって、こんなんです。

 

わかりますか?看板の後ろの杉林が。

はい。このような感じで杉がたくさん生えております。

のびのびと高くね。

 

しかも、ここのトイレは簡易トイレです。

トイレットペーパーはありました。

しかし、狭くて虫さんが居るようなトイレに慣れていな人は

先にどこかで行っておきましょう。

 

入り口で驚いて帰ってはいけない

 

この高取城

山の入り口付近から

「え?整備されているの??」

と思うぐらい

趣があります。

 

これ。

 

こんな感じです。

見どころこれでおしまいとかないよね・・・

と、とても不安を掻き立てられる

入り口になっております。

 

このような崩れた石垣を見ながら登っていきます。

なので靴は歩きやすい靴ですよ。

 

かなり急なので

気を付けて登ってください。

そして、先は夫に進んでもらいましょう。

先頭は蜘蛛の巣に引っかかるので

それぐらいはひかっかってもらいましょう。

 

 

急に整備された階段が現れる

 

山道を頑張って歩いていると

急に整備された階段が現れます。

 

ここで少し休憩です。

寝不足の中高年ですからね。

マメに休憩挟まないと登れません。

 

この右側が少し開けているところで

よく見ると、鳥が求愛行動をしていました。

ネットフリックスで「ダンシング ウイズ バード」

を見ていた甲斐があったようです。

鳥の求愛行動に気づけました。

 

キツツキもいたようで

木をつつく音とかを楽しんで

現実逃避してました。

 

実はここで本当に帰ろうかと思ったところです。

もう、帰りたかった。

 

やっと見どころが現れる

 

しかし、ここはそこをぐっと我慢して

登っていくと

こんなすごい石垣が現れます。

山の上にこんなにすごいのが残っているのですよ。

これは凄いです。やっと見どころ発見です。

 

これぐらい見ごたえがあるなら

テンションが上がります。

 

もう、10年以上もお城巡りしていると

さすがに石垣ぐらいは好きになります。

ええ。石垣が好きなんです。

だから、こんなにきれいに残っていると

うれしいですよね。

って、まったく共感されない感情ですけれども。

 

 

次回につづきます。