織田信長も来たよ小谷城 56城目

56城目 小谷城

登山のつもりでいこう小谷城

 

車で来れるとこまできて

登り始めましたよ小谷城。

 

ここは、最初に言っておきます。

石垣と堀切ぐらいしか見どころがありません。

 

なのに、かなり登らなくてはいけない。

登山のつもりでいくと気持ちも楽です。

跡地を見て、歴史を感じられない人は

自然を楽しみましょう。

自然は心を癒してくれますから。

  

小谷城とは

 

小谷城は、長浜市の小谷山(495.1m)にあり、浅井(あざい)家が3代にわたって居城としていました。築城は大永5年(1525年)ごろで、中世三大山城のひとつです。湖北の大名・浅井長政、戦国一の美女といわれた織田信長の妹、お市の方や、その間に生まれた3人の娘・浅井三姉妹(茶々、初、江)ゆかりの城です。

滋賀・びわ湖 観光情報

ということで、お市の方が住んでいたんですね。

 

姉川の戦いなどは

漫画での情報しか知らず

私は「信長協奏曲」から

夫は「センゴク」(だったけな?)

からの情報のみです。

 

でも、大丈夫。

私たちにはグーグル先生がいるから。

 

ということで、

上ってまいります。

 

ただの登山なのでは・・・

 

入り口からてくてく登っていきます。

こんな道を

そして、こんな道を。

 

入り口からずっと気になる看板があちこちに立っています。

 

「熊出没注意」

って、どうやって注意すればいいのよ。

 

さらに、こんな看板も

カモシカもいるんですって。

カモシカは見たい。

熊に間違えやすいのでご注意ください。

って、だからどうやって注意するのよ。

慌てんな!よく見るとカモシカかもよ!

ってことなのでしょうか。

 

この「熊出没注意」の看板はいたるところにあり

本当にでるんだ・・・っとちょっと上るのが嫌になるほどです。

 

熊に会ったときの対処法を考えながら

登っていくと

あっという間に本丸跡です

そして、本丸跡を上ったら

はい。どーん。

何にもない。

 

小谷城の全貌

まずはね。全貌を確認しませんとね。

ということで、今は本丸です。

山王丸跡まで行く予定です。

向こうの山までは行ってられません。

調べたら、全部回ると7時間とかかかるらしいです。

嫌。無理。

 

しかし、よくよく地図を見ていると

あることに気が付きました。

昨日の高取城より大きくない?

 

そんな、予想よりも大きかったり

回るのに時間がかかるのはいつものことです。

心が折れないようにがんばって、登っていきます。

 

小谷城。それは見どころを探す城

見どころの一つ「大堀切」です。

大きすぎて写真に収めるのが難しかった。

両側は急斜面になっています。

 

そして、ひっそりと残っている石垣

 

更に、石垣

こちらは、崩れた石垣の端の部分です。

こんな、石垣がみどころです。

というか、石垣ぐらいしか見るものがありません。

 

そして、やっと山王丸に来ました。

見てください。ここも何もない。

 

しかし、ですよ横にはいれば

ほら。崩れた石垣の石が散乱しています。

 

そして、草の陰からひっそりと石垣が見えます。

 

石に苔が生えています。

私が詩人でしたら一句歌ったことでしょう。

このさびれている感じがいいのでしょうか。

もう、見どころを必死に探します。

 

そして、帯曲輪です。

って、どこがどうなのかもう確認する気も起きません。

 

怪我なく戻ってこれることが一番です

 

ということで、無事に戻ってきました。

写真が帯曲輪で終わっていたので

ここで私の心も折れたのでしょう。

もう、写真もいいだろうと。

 

歴史が好きな

特に織田信長が好きな人はいいかもしれません。

それぐらいの人でないと楽しめないのでは?

と思うぐらいの上級者向けの城跡でした。

 

次回はあの彦根城

ひこにゃんに会ってきましたよ。

 

おまけ 彦根市で素敵なバーを発見

 

前日から気になっていたバー

Salon Bar Thistle~サロンバー・シスル~

宿泊していたホテルサンルート彦根の1階にあります。

 

ここは葉巻も吸えますので

喫煙OKのお店です。

 

びっくりしたのが

ここのレーズンバターが美味しい。

今まで食べた中で一番美味しい。

 

まず、レーズンをラム酒で煮ます。

アルコールを飛ばした後にバターと混ぜて

冷やして出来上がりだそうですが、

いいラム酒使っているんですか?

って聞きたくなるぐらい、スモークされているような香りがするんです。

しかし、アルコールは飛ばしてあるので、

変な甘さなどがなく

とっても大人なレーズンバターです。

 

私、ラムレーズン好きじゃないので

レーズンバターもあんまり・・・だったんですけど

これは、美味しかったです。

これは、食べてほしい。

 

そして、お酒も美味しい。

カクテルはもちろんなんですけれども

ウイスキーも美味しかったです。

 

ウイスキーのことは全然知らないので

お店の方に初心者向けから

もう少し癖のあるものまで

いろいろ出してもらいました。

 

美味しかった。

なんで前日も来なかったのだろうと後悔しましたが

それは、寝不足だったから

飲む体力が残っていなかったのでしかたありません。

 

HPを見ていると

カツサンドも有名なのだとか。

ああ、食べればよかった。

自家製生チョコは食べたんですよ。

これは、カクテルにとっても合って美味しかったです。

 

ちょっとお高いお店ですが

1杯だけでもいい。

入って、レーズンバターを食べてください。

 

大人の階段のぼっちゃいますよ。

 

手塚治虫先生が好きなら奈良に行け。からの小谷城

石舞台古墳

 

奈良はは遺跡が面白い

 

ということで、近くに石舞台があるのできました。

 

石舞台といえば、手塚治虫先生ですよね。

漫画好きは知っている。

名作「火の鳥」

そして「三つ目がとおる」

その話にも出てきたところですよ。

 

正直、教科書の内容は覚えていませんが

漫画の話は何となく覚えています。

 

そんな石舞台は300円で見れます。

安い。

 

漫画にも出てきた石舞台がこれです。

 

はい。これです。

なんか、おどろおどろしいのは、天気のせいです。

これは、実際に見るとかなりの大きさ。

ついつい。「おおー」と声が出ましたよ。

 

6世紀の築造。巨石30個を積み上げて造られた石室古墳。その規模は日本最大級を誇る。盛土が失われて、露出した天井石の上面が平らなことにちなんで、石舞台と呼ばれる。墳丘は1辺50mの方墳で、周囲には幅8.4mの濠がめぐる。石室の長さは19.1m、玄室は高さ約4.7m、幅約3.5m、奥行き約7.6m。石の総重量は推定2,300t、古墳最大の巨岩である天井石は、南側が約77t、北側約64tもあるという。この巨大古墳が誰の墓なのかは不明であるが、付近に蘇我馬子の庭園があったことから、馬子の墓ではないかとの説が有力である。また、石室が露出しているのは、馬子の横暴な態度に反発した後世の人が封土を取り除いたためともいわれている。

なら旅ネット

 

なのだそうです。

古墳の中身がでているのですね。

 

石舞台古墳は中もすごいんです。

 

これ、外から見るのもいいのですが、

中から見るのもすごいんです。

 

これが入り口です。

 

そして中に入ると

こんな感じです。

 

後ろを振り返れば

こんな感じです。

 

中はひんやりとしていて

実際はもっと暗い感じです。

そして、写真では大きさがいまいち伝わらないのが残念です。

 

思った以上に楽しめた

石舞台でした。

 

夫よ。文句を言ってすまぬ。

 

 

奈良は見どころがありすぎる

 

時間と体力があったら、酒船石も見たかったです。

「三つ目がとおる」を読んでいる方ならわかるでしょう。

これも、その漫画に出来てきたのです。

何に使われていたかわからないから、

漫画の話が更に想像を膨らませてくれて

面白かったなあ。

 

奈良は遺跡が多いので面白いです。

今度はゆっくりと見に行きたいものです。

 

 

そんな石舞台を見て

やっと、やっと滋賀県に向かいます。

滋賀県の城を3つ回る予定ですが

いくつ回れるのでしょうか・・・

 

やっと滋賀県に。電車だったらどれだけ早かったのだろうかは考えてはいけない。 

 

やっと滋賀県について、

夜は近江牛を食べました。

 

近江牛の蒸し焼きだったかな?

美味しかったです。

 

しかし、寝不足な上に山登りしたもんで

かなり疲れていた私たちは

早々に就寝です。

 

無理しちゃいけない。

 

56城目 小谷城

 

次の日もやってきました。山に。

はい。今日も山登りです。

2日続けてです。

「今日は、昨日ほどの山登りじゃないよ」

なんていう夫の言葉を信じ

一生懸命登ろうと思います。

 

まずは入り口です。

 

ここで、私の小言が始まります。

私「これ、車で登れるんじゃない?」

夫「通行禁止ってかいてあったじゃん」

私「バスは通行禁止って書いてあったんだよ」

夫「車は無理だろ。これは、整備の車が通るためだよ」

という言い合いをしながら登っていきます。

 

更に登ります。

 

と、道に歩行者ここまでの標識がでてきます。

ここからは、山道を上れと。

しかし、舗装された道路は更に奥まで続いています。

 

ここから、山道か・・・と思っていたら

上から車が通りすぎていきました。

はい。一般車両が。

素敵なおじさまが運転する車が

私たちが登って来た道を下りていきましたよ。

 

ほら!!ほら!!!

車でこれたじゃん! 

 

ということで、皆様は始めから

車で行けるところまで登ってしまいましょう。

10分ほど車で登ることができます。

 

 

出丸に行こう

 

ここでも、ただでは帰らない夫

「だったら、途中に出丸ってあったからそこ登って行こう」

って。寄り道決定です。

 

出丸(でまる)とは、本城から張り出して設けられた曲輪(くるわ)のことです。

という説明だとなんのことやら?という感じでしょうが

大きな見張り台だと思っていただければいいと思います。

 

そんな出丸までの道

はい。不安を掻き立てる獣道。

ここをずんずんと歩いていきます。

ここでへこたれてはいけません。

道はあっています。

ただ、獣道なだけなのです。

 

そうしますと、こんな景色が見られます。

どーん。と開けます。

景色がいいですね。

そして、この目の前の道を下りていきます。

はい、この崖になってそうな感じのところです。

急な坂ですが、下りれなくはありません。

かなり怖いですが、下りれなくもありません。

 

そんなところを下りて行って

一瞬道に迷ったか?と思ったところに

この階段があります。

この階段を降りると

先ほどの舗装された道路に戻ります。

 

そこから、下って車まで戻り、

今度は車で登っていきます。

 

ここまで30分のロスです。

始まりから不安を感じますが

気を取り直して登っていきます。

 

次回からやっと本丸へ向かいます。